前回も書きましたが、世の中にはさまざまな施術やサロンがあります。柔道整復、鍼灸、指圧やカイロプラクティック、アロマやタイ式、中国式、ハワイアンなどのマッサージや、足つぼやリフレクソロジー、耳つぼ、骨気や小顔矯正などなどです。
私もリンパマッサージのほかに、頭部の骨格矯正(クラニオパシー)の施術をしています。そして、結果的に自分で施術はしていませんが、ソフト整体やアーユルヴェーダの理論や施術も学びました。
骨格矯正も整体もアーユルヴェーダもどれも素晴らしい理論で実践的だと思いますが、私の感想としては「理論と手技がちょっと難しい。」ということでした。
もちろんそれ故に、きちんと施術の結果が出ますし、理論と手技を習得することでプロとして活躍できるのですが、それに比べるとリンパケアの理論はシンプルで分かりやすく、手技もシンプル、しかも結果が早く変化が目に見えるということを実感しています。
実は私がリンパマッサージを習うきっかけは、母の痛みを少しでも和らげてあげられたら…と思ったことでした。
母はその当時体調が悪く、その上右足の親指の付け根がポンポンに腫れて歩けないほど痛い状態で、いつも部屋で辛そうに寝転んでいました。それまでも自己流でマッサージをしてあげていたのですが、OLをやめた直後で時間があったのできちんとしたマッサージを学んで少しでも楽にしてあげたいと思ったのです。
でも母は、「強く揉まれたり引っ張られたりはいや。電気はいや。針や灸は物足りない。」という感じで、なかなかいいマッサージが見つからず、インターネットでいろいろ探してるうちにみつけたのがリンパマッサージでした。当時私もデトックスに興味があったので、自分のためにもちょうどいいと思い、大阪のスクールまで習いに出かけました。